一日限りの再演!
「燈籠」「待つ」「葉桜と魔笛」「貨幣」            

太宰治の短編小説「燈籠」「待つ」「葉桜と魔笛」「貨幣」を
三人の女優でコメディ芝居に立体化

「燈籠」「待つ」「葉桜と魔笛」「貨幣」


太宰治はスキャンダルにまみれて最後は愛人と自殺した作家です。
もうこの一文だけであまり彼の作品には触れたくないかもしれない。加えて沢山のレッテル。
暗い、自殺願望、目立ちたがり屋、見栄っ張り、お坊ちゃん、左翼、転向、津軽、薬中、アル中、セックス中毒・・・
 
2015年11月、川崎と京都で上演した本作は、
文学と身体性と人形芝居の融合を目指したおででこの実験的創作です。
沢山の笑いと共に、作家が込めた人間の狡さや愚かさや
愛おしさが浮き上がってくると、好評を博しました。

レッテルゆえに敬遠される作家太宰治。
おででこが贈る太宰さんは、そんなよくありがちなレッテルを引っぺがす?


【会場】シアターXカイ(東京・両国)
【公演日時】2016年3月12日
【原作】太宰治
【演出・上演台本】須川弥香
【出演】工藤藍、山下舞、須川弥香