8/17(月)-23(日)の日程で実施。


15、16日:両親と須川で受け入れ準備。
17日初日:到着12名。
18日:到着1名。
19日:到着1名、出発2名。
20日:出発8名。
21日:到着3名。
22日:出発3名。
23日:出発4名。
24日:両親と須川で後片付け。

今回延べ参加者は17名。

17日到着、Ash代表とまりなさん金子君の川崎Aliceご一行さま、陽代さん、Asaka君。
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17日到着の深雪ちゃん、舞ちゃん、麦さん、まいまい、賄い隊長の母まさこさん、

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皆さんご自分の予定で一泊二日から6泊7日の滞在。
掛け値無し文字道理の肉体労働。大汗かきつつ空間作りに献身して頂きました。
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17日は皆さんの到着時間がばらばらで、バス停まで迎えに出たり、寝床作りや荷物の運び込み、不便な小屋の使用法レクチャーなどで思った以上に時間が取られました。

おまけにこの日は雨と言うこともあって実質作業は何もせず、18日からスタートすることに。
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仕方が無いので前夜祭開始!

明るいうちからBBQ~

明るいうちからBeer~









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明日からの重労働に備え鹿肉のたたきもご提供。


鹿肉旨かったですな~

これを食った以上は働いてもらいますぜ!


鹿はここでは頻繁に遭遇します。
バンビを連れた親子は可愛~いですが、増え過ぎて害獣扱いされてるのは日本全国同じ状況です。






      18日は晴れました!
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IMG_5265この建設途中の小屋の手前側を客席にします。
夏の緑が豊かに茂っています。つまり草むしりからのスタートです。

小屋の左に小さく見えるのが、今回募金をお願いした例のトイレです。しかし小屋は父が言ったとおり壁は着いてますよ確かに、でも網戸は未だでしたので、中にターフを張っています。ターフin小屋はワイルドな住環境で、男性陣の宿泊場所になりました。


トイレのアップ。新品できれいです! 
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基本的に材木は現地調達です。
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①森から伐採し、
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②皮を剥いて、









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皮剥き三人衆、
まいまい、金子君、テノール荒木さん




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③丸のこで必要な厚みと長さに製材する。



余談ですが、荒木さんは18日9:41細野口到着のバスで来て1泊二日の強行軍で参加。
007着いてすぐ昼間は木の皮を剥き、夜は「もののけ姫」から山田耕作の「からたちの花」までレパートリーを惜しげもなく披露。

その美声を気持~ちよく山に響かせ、19日の昼にはとんぼ返り・・・

ボーイスカウト出身のテノール荒木さん、短時間の滞在でしたが山仕事が予想外にお得意で、おまけに予想外に?身も軽く大活躍~!

次回はゆっくりのご滞在をお待ちしています。





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④ジョイント部分もノミで削ります。


基礎固めのコンクリに必要な砂利も、
川から調達します。 593eb069.jpg



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川崎Aliceさんご一行、現役大学演劇男子、若林君、田村君。

彼ら叩きに自信有りと参加してくれましたが、初期の作業は叩きに入る前段階の、森林業で土方業です。

「聞いてないよ~?」と、微妙な空気が充満していました。


皆さんそりゃ~面食らったでしょうね。


客席班は私が仕切ります。こちらも本気の土方作業です。舞ちゃんはこの日の作業で帰りたくなったらしいです。


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私も、三月のシアターXの稽古中にぎっくり腰をやらかしてますから、腰回りの不快感が気にならないわけでは有りませんが、この7月に仕入れたてのアレキサンダー・テクニークの体使いと呼吸使いを意識して、がりがり整地に励みます。顔からだらだら汗が流れます。
おかげで18日の午後にはあの草茫々だった客席部分に土が出て、階段状の地形も表れて来ました。

こちらも現役大学生久保井君、
飛び出している切り株をチェーンソーで切るのに挑戦。
13日の金曜日のジェイソンの武器はチェンソーでした。(古い映画かしら?)IMG_5285
電動工具は便利だけど危ない、危ないけど便利。腰が入っていないと見ていて本当~に恐いです。本人が恐いからと力みすぎたり引き寄せすぎたりしたらも~っと恐いです。道具を身体の中心にしっかりとゆったり持ち、冷静な心と目と呼吸で、道具自体が持ってる重さに、適度な速度と強さを加える。押し過ぎたり加えすぎたりすると上手くいきません。
 
・・・普遍の真理をチェーンソー使いにも見出します。

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しかし久保井君、二日目ともなるとチェンソー使いが上達。






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作業を実質指揮監督するのはここの住人、須川の父しんいち氏一人。
山の道具は危険ですが、道具の使い方の指導もしんいち氏一人。

あちらで説明指導している間にこちらでは作業が進まず、折角集まった10人以上の人たちのパワーを十分に生かせないのが悔しいところでした。

ですが、それも今回やって分かったことです。惜しい点は次回改善に向けての懸案事項。やらなければ分からないことだと前向きに捉えています。IMG_5281












ステージ班は苦戦していました。
作るのは、八メートル四方のステージ。000022251383当然その土地自体が水平でないと、ステージも水平には成りません。
基礎が凸凹したら、ステージも凸凹します。当然ですね。
舞台前面、客席との間に有った小山状の土を、舞台後方にユンボで運び、スコップで均し、添圧機をかけて行きます。

地味な作業で肉体を酷使しますが、もの凄く大事な作業です。

ご近所に住む宮大工の棟梁、則藤さんが見かねて指導に駆けつけてくれました。
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棟梁良い味です。
昔の松竹映画とかに、こんな感じの風貌の良い役者が沢山居たな~なんて思います。 



と・・・なかなか語りたいことが多くてまだ二日目です。
賄い班のことも、お昼休憩の川遊びのこともまだ触れてませんが、前半参加の登場人物が全員出たところで続きは次回とさせて頂きます。

さ~て、これは何回くらいの連続物に成りますやら? 時間見つけて最後まで頑張って書きますのでどうぞお楽しみに~